其れにも拘わらず
前述の事柄を受けて、そこから期待・予想される内容とは相反する結果になることを表す。それなのに。「雨が激しくなった。—試合は続行された」
其れはさておき
話題を他に転じるときに用いる。ところで。それはそれとして。閑話休題。「—個別の問題の検討に移ろう」
其れはそうと
話題を転じる意を表す。それはそれとして。「—、前回の旅行はどうでしたか」
其れは其れとして
話題を転じるときに用いる。それはさておき。「—今日の主題に入ります」
其れはともあれ
それはさておき。それはとにかく。「—出発を急ぎましょう」
其れはない
相手の言動を強く非難・否認するときに用いる言葉。それはいけないよ。それはだめだよ。「今日になって行けないなんて、—でしょう」
それ見たことか
忠告を聞かずに失敗した相手などに対していう言葉。それ見ろ。「—、だから気をつけろと言ったのに」
それ見ろ
「それ見たことか」に同じ。「—、負けたじゃないか」
其れもそうだ
そういうのももっともだ。「あんな会社はだめだというが、—やめてしまおう」
其れも其のはず
そうなるのも当然なこと。それももっともなこと。「二人はうり二つだが、—双子だった」