劣等(れっとう)
の例文・使い方・用例・文例(12)
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・・・が民族性として利己主義であるのではなくて、自分を護って生きるために、まず自己ということを万事につけて先に考えなければならないような社会の仕くみだから、どうしても利己主義になるので、日本民族そのものが、劣等な、利己心の強いものであるというわけ・・・
宮本百合子
「社会と人間の成長」
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・・・作家としての自己の人間的探究とか、一定の環境において人間・作家として感じる責任という点は抹殺して、主人公の卑劣さ、劣等ささえ、外部の力のせいであるという他力本願の扱いかたです。これは、過去の文学において、個人の確立がされていなかったことのい・・・
宮本百合子
「一九四六年の文壇」
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