かがくそうせい【化学走性】
⇒走化性
かがくきかいけんま【化学機械研磨】
⇒シー‐エム‐ピー(CMP)
かがくぎたい【化学擬態】
フェロモンなどの化学物質やにおい成分を出すことによって、他の生物に擬態したり、捕食者や天敵から身を守ったりすること。視覚や聴覚に頼らない生物に対して有効であり、アリの巣を利用する昆虫などに見られる。
かがくいさん【化学遺産】
日本化学会が、国内の化学・化学技術史上、重要な文化遺産を認定する事業の一。これまで、宇田川榕庵が描いたとされる実験器具の絵、題名に「化学」の語がある日本初の書物、鈴木梅太郎が抽出に成功したオリザニン(ビタミンB1)の結晶などが認定された。
かがくせんりょうけい【化学線量計】
放射線の線量を計測する線量計の一種。放射線の照射によって生じる水溶液中の物質の酸化・還元などの化学反応を利用する。フリッケ線量計やセリウム線量計が知られ、いずれも線量が大きい場合に用いられる。
かがくたんこう【化学探鉱】
地表の土壌・岩石・水などの化学分析により、地下資源の位置・品位・埋蔵量などを調査すること。地球科学探鉱。
かがくごうせいやく【化学合成薬】
化学合成により人工的に作られた薬。アスピリンなど。生薬などに対していう。
かがくのうやく【化学農薬】
化学的に合成された農業用の薬剤。病害虫の天敵などを用いる生物農薬に対していう。
かがくかせき【化学化石】
地層中に残された生物に由来する有機物の痕跡。有機物そのものが残るほか、炭素の同位体比の分析などで生物由来の有機物の痕跡であることが明らかになる場合がある。地球上における生命の起源を探る上で重要な手がかりとなる。
かがくくっせい【化学屈性】
⇒屈化性