ちしまかいきょう【千島海峡】
千島列島北端の占守 (しむしゅ) 島とカムチャツカ半島のロパトカ岬との間の海峡。
ちしまかいりゅう【千島海流】
⇒親潮 (おやしお)
ちしまかざんたい【千島火山帯】
カムチャツカ半島から千島列島を経て北海道中央部に達する火山帯。環太平洋火山帯の一部を占める。
ちしまカムチャツカかいこう【千島カムチャツカ海溝】
カムチャツカ半島の東から千島列島に沿い、北海道の南東にのびる海溝。長さ約2200キロ、最深部9550メートル。南端は襟裳 (えりも) 岬沖で日本海溝に連なる。千島海溝。
ちしまざさ【千島笹】
ネマガリダケの別名。
ちしまぜきしょう【千島石菖】
チシマゼキショウ科の多年草。中部地方以北の高山帯にみられ、高さ4〜12センチ。夏、白い花をつける。
ちしまれっとう【千島列島】
北海道東端からカムチャツカ半島南端に連なる列島。国後 (くなしり) ・択捉 (えとろふ) ・得撫 (うるっぷ) ・幌筵 (ぱらむしる) ・占守 (しゅむしゅ) などの島からなる。活火山が多い。付近の海域は魚類資源が豊富。安政元年12月21日(1855年2月7日)の日露和親条約によって択捉水道を国境とし、明治8年(1875)樺太 (からふと) 千島交換条約で全島が日本領となる。第二次大戦後、ソ連が全島を統治し、現在はロシア連邦の管理下にある。クリル列島。クリール列島。
ちしまからふとこうかんじょうやく【千島樺太交換条約】
⇒樺太千島交換条約
ちしまかいこう【千島海溝】
⇒千島カムチャツカ海溝