らんぽうホルモン【卵胞ホルモン】
⇒エストロゲン
らんぽうき【卵胞期】
月経が始まってから排卵までの時期。月経周期の前半にあたる。卵巣で、数個〜数十個の卵胞が成長するが、そのうち1個だけが成熟し、残りの卵胞は退化する。子宮では、卵胞から分泌されるエストロゲンの作用によって子宮内膜が増殖して厚くなる。基礎体温は低温期に入る。卵胞が成熟すると、エストロゲンの分泌が急増し、下垂体から黄体形成ホルモンが放出されることにより、卵胞の壁が破れ、卵子が排出される(排卵)。排卵後、卵胞は黄体に変化する。
らんぽうしげきホルモン【卵胞刺激ホルモン】
生殖腺刺激ホルモンの一つ。脳下垂体前葉から分泌されるホルモンで、女性においては卵胞の発育、エストロゲンの分泌を促進させる。男性においては精巣での精子の発育を促進する。FSH(follicle-stimulating hormone)。