卵色(たまごいろ)
の例文・使い方・用例・文例(12)
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・・・ぼんやり地平線に卵色の光りはじめた黎明の空に、陰気に睡そうに茂っていた高原の灌木、濁った、狭い提灯の灯かげに閃いた白刃の寒さ。目の前の堤にかけ登って、ずっと遠くの野を展望した一人の消防夫の小作りな黒い影絵の印象を、恐らく私は生涯忘れないだろ・・・
宮本百合子
「私の覚え書」
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・・・ざと滅茶滅茶に踏こくったり、ガワガワ樹の皮を剥いたりするんですもの、僕驚いちゃったや「ああああ其那ことをする者はね、決して立派な子じゃあないよ「此の水毒じゃあないのおかあさま、よ、此の水 卵色の着物を着た小さい妹は、一生懸命に兄・・・
宮本百合子
「われらの家」
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