厭世(えんせい)
の例文・使い方・用例・文例(22)
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・・・ 舟橋聖一のリベラリズムは、手をこまねいて情勢に圧されているインテリゲンチア作家の態度を不甲斐ないものとし、ニヒリズムでも、厭世論でも、そう信じるなら、そう叫べというのであり、「知識階級本来の面目である闘争的な良心的な姿をとり戻せ」と主・・・
宮本百合子
「一九三四年度におけるブルジョア文学の動向」
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・・・これらの所に先生の温情と厭世観との結合した現われがあったようである。 右のような先生の傾向のために、諧謔は先生の感情表現の方法として欠くべからざるものであった。先生の諧謔には常に意味深いものが隠されている。熱情、愛、痛苦、憤怒など先生の・・・
和辻哲郎
「夏目先生の追憶」
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