古傷/古創/古疵(ふるきず)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・しかも私はその人の古傷にさわることを敢て憚らなかったのである。それどころか、その人の弱みにつけ込んだような感想をほしいままにした個所も多い。合駒を持たぬ相手にピンピンと王手王手を掛けるようなこともした。いたわる積りがかえってその人の弱みをさ・・・
織田作之助
「勝負師」
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