ごうせいかいこうレーダー【合成開口レーダー】
地表観測装置の一種。アンテナを搭載した人工衛星や航空機の動きによって得られた多数の画像を開口合成法を用いて合成し、高い分解能の画像を得る。SAR(synthetic aperture radar)。
ごうせいのごびゅう【合成の誤謬】
《fallacy of composition》個人や個々の企業がミクロの視点で合理的な行動をとった結果、社会全体では意図しない結果が生じること。例えば、企業が経営を健全化するために人件費を削減すると、個人消費が減少し、景気の低迷を長引かせる結果となることなど。
ごうせいダイヤモンド【合成ダイヤモンド】
⇒人工ダイヤモンド
ごうせいし【合成紙】
合成樹脂を主原料として作られる紙状のもの。丈夫で耐水性があり、屋外用ポスターや地図などに向く。また、折り目がつきにくいことを利用して、選挙の投票用紙にも用いられる。
ごうせいかんみりょう【合成甘味料】
⇒人工甘味料
ごうせいせいぶつ【合成生物】
合成生物学的手法で作りだされた生物の総称。
ごうせいせいぶつがく【合成生物学】
生命現象を工学的な手法で理解し、新たな生命現象を人工的に作りだす学問分野。ある有用物質を産する機能をもつ遺伝子を人工的に設計し、実在する生物に導入したり、生物の特性や機能を担う部分を抽出・再構成し、進化などの生命現象の理解に役立てたりすることを指す。構成的生物学。シンセティックバイオロジー。
ごうぜいこうきんざい【合成抗菌剤】
細菌の増殖を阻害する作用をもつ、化学的に合成された薬剤。合成抗菌薬。
ごうせいこうきんやく【合成抗菌薬】
⇒合成抗菌剤
ごうせいは【合成波】
二つ以上の波が重なってできた波。重ね合わせの原理に従い、それぞれの変位の山と山が重なると大きくなり、山と谷が重なると打消しあう。