こくれんたいきせいど【国連待機制度】
国連平和維持活動(PKO)に提供可能な要員の種類や数を国連加盟国が事前に登録する制度。各国へのPKO派遣要請を迅速・円滑に行うことが目的。1994年発足。日本は2009年7月に参加。UNSAS (アンサス) (United Nations Standby Arrangements System)。
こくれんちきゅういきものかいぎ【国連地球生きもの会議】
平成22年(2010)に名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10 (コップテン) )の通称。遺伝資源の利用と公正な利益配分について定めた名古屋議定書や、生物多様性保全の世界目標である愛知ターゲットを決議した。→生物多様性条約締約国会議 →COP
こくれんきこうへんどうサミット【国連気候変動サミット】
2009年9月22日にニューヨークの国連本部で開催された気候変動問題に関する国際会議。主要経済国を含む90か国以上から首脳が参加し、同年12月にデンマークのコペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約締約国会議(COP15)に向けて交渉を促進させる必要性を確認した。気候変動サミット。気候変動首脳会合。気候変動ハイレベル会合。→国連気候サミット →国連気候行動サミット [補説]日本は、2020年までに温室効果ガスを1990年比で25パーセント削減することを表明。→鳩山イニシアチブ
こくれんじょせいかいはつききん【国連女性開発基金】
⇒ユニフェム(UNIFEM)
こくれんじぞくかのうなかいはつかいぎ【国連持続可能な開発会議】
2012年にブラジルのリオデジャネイロで開催された環境と開発に関する国際会議。約120か国の首脳が集まり、経済成長と環境保全を両立させるグリーン経済などを提唱した。UNCSD(United Nations Conference on Sustainable Development)。リオ+20。
こくれんじんけんこうとうべんむかんじむしょ【国連人権高等弁務官事務所】
国際連合の補助機関。世界の重大な人権侵害を調査・勧告する目的で1993年に設立。本部はジュネーブ。国際連合人権高等弁務官事務所。OHCHR(Office of the United Nations High Commissioner for Human Rights)。
こくれんかがくいいんかい【国連科学委員会】
UNSCEAR (アンスケア) (原子放射線の影響に関する国連科学委員会)のこと。
こくれんしょうがいしゃけんりじょうやく【国連障害者権利条約】
⇒障害者権利条約
こくれんぼうさいせかいかいぎ【国連防災世界会議】
国際的な防災戦略について、国連の全加盟国が参加して議論する、国連主催の会議。1994年に横浜で第1回会議が開催された。
こくれんかいようほうかいぎ【国連海洋法会議】
国際慣習法として形成・適用されていた海洋法の法典化を目的として国連が開催した国際会議。1958年に第一次会議、1960年に第二次会議、1973〜1982年に第三次会議が開催され、第一次会議でジュネーブ海洋法4条約、第三次会議で国連海洋法条約が採択された。UNCLOS(United Nations Conference on the Law of the Sea)。