出典:gooニュース
培養肉、国内でも厚めの肉を培養できる新技術 東京大がニワトリの細胞を使って開発
日本国内で培養肉の実用化に向けた研究が盛んになっている。開催中の2025年大阪・関西万博会場で展示されているほか、16日には東京大の竹内昌治教授(機械工学)らの研究チームが、厚めの培養肉を作製する新たな手法を発表し、国内外で注目されている。研究チームが作製したのは、ニワトリの細胞を培養した肉。縦4センチ、横3センチ。厚さは1センチ程度で、重さは約11グラムとなる。
アヒルの肝臓で培養肉開発 市場進出へ協議会設立〈藤沢市〉
村岡東の湘南アイパークに入居するインテグリカルチャー(株)と協賛企業は先ごろ、アヒル肝臓由来の細胞培養食品、いわゆる培養肉の市場進出を目指す「クラフトエッセン協議会」を設立した。昨夏整備した生産ラインでレストランメニューや加工食品を開発。官能評価会も催し、約30人の関係者が試作品の味や香り、舌触り、後味などを評価し、今後の参考にした。
「人間洗濯機」「培養肉」、動く「心筋シート」……大阪万博「ヘルスケアパビリオン」先行入場で見つけた注目展示たち
●3Dプリントした「培養肉」も 伊藤ハム米久ホールディングスやTOPPANホールディングスなど6社からなるコンソーシアムは、3Dバイオプリントした「培養肉」を展示。四角く切った赤身肉と脂肪を格子状に並べたものなどを公開し、来場者の興味を引いていた。担当者への詳細な取材も可能だったため、後日改めて記事化する。
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