たいりくこっか【大陸国家】
国土の全部または大部分が大陸にある国。陸上における交通や生産を重視し、領土を維持・拡大してきた国。ロシア・中国・フランス・ドイツなど。大陸国。
たいりくだながいえんだんそう【大陸棚外縁断層】
下北半島東方沖にある全長約100キロメートルの断層。大陸棚の縁に沿って南北に連続する。活断層の可能性が指摘されている。
たいりくだなじょうやく【大陸棚条約】
《「大陸棚に関する条約」の略称》1958年の第1次国連海洋法会議で採択されたジュネーブ海洋法4条約の一つ。沿岸国の主権的権利、上部水域やその上空の法的地位、大陸棚の探査や天然資源の開発の方法、境界の画定、トンネルの掘削などについて規定。1964年発効。58か国が批准。 [補説]1994年にジュネーブ海洋法4条約を統合する形で国連海洋法条約が発効。同条約締約国間では国連海洋法条約が優先される。大陸棚条約では、原則として水深200メートルまでの海底を大陸棚と定義していたが、国連海洋法条約では沿岸から200海里(約370キロメートル)までと変更された。
たいりくちかく【大陸地殻】
大陸を構成する地殻。主に花崗岩や安山岩などの火成岩からなり、上部に堆積岩が多い。厚さ約30〜50キロメートル。海洋地殻に比べて密度が低い。