あんぜんピン【安全ピン】
楕円形に曲げ、危険な針先を覆い隠した留め針。
あんぜんベルト【安全ベルト】
1 高所で作業する人が転落しないように、しっかりした支点に引っかけるフックの付いたベルト。 2 自動車や飛行機などのシートベルト。
あんぜんべん【安全弁】
1 ボンベやボイラーなどの高圧容器の安全装置の一。容器内の流体の圧力が規定以上になると、自動的に開いて流体を放出する弁。 2 危険をあらかじめ防ぐ働きをするもの。「民主的な討論が、指導者の独走を許さない—になる」
あんぜんぼう【安全帽】
頭部を保護するためにかぶる帽子。ヘルメット。
あんぜんほしょう【安全保障】
国外からの攻撃や侵略に対して国家の安全を保障すること。また、その体制。安保。
あんぜんほしょうかいぎ【安全保障会議】
昭和61年(1986)、従来の国防会議を継承・改組して設置された内閣の機関。総理大臣を議長に、外務・財務・総務・国土交通・経済産業・防衛各大臣、内閣官房長官、国家公安委員会委員長によって構成され、国防の基本方針・防衛計画などの重要事項、重大緊急事態への対処措置について審議する。平成25年(2013)、国家安全保障会議に改組された。
あんぜんほしょうじょうやく【安全保障条約】
国家の安全を保障するために個別的または集団的に他国と結ぶ条約。特に、日米安全保障条約をいう。
あんぜんほしょうりじかい【安全保障理事会】
国際連合の主要機関の一つで、総会と並ぶ最高機関。国際平和の維持、国際紛争の解決を目的とする。米国・英国・フランス・ロシア連邦・中国の5常任理事国と、総会で選挙される任期2年の10の非常任理事国の15か国で構成。常任理事国は決議における拒否権を有する。安保理事会。安保理。UNSC (アンスク) (United Nations Security Council)。SC(Security Council)。
あんぜんもう【安全網】
1 高所からの転落防止の網。転落防止ネット。 2 (比喩的に)社会的・個人的な危機に対応する方策。雇用保険、生活保護、年金、預金保険、融資に対する信用保証など。セーフティーネット。
あんぜんりつ【安全率】
構造物や材料の極限の強さと、安全に使用できる限度の許容応力との比。安全係数。セーフティーファクター。