宵宮(よいみや)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・梅雨があけると生国魂神社の夏祭が来る、丁度その宵宮の日であった。喜美子が教えていた戦死者の未亡人達が、やがて卒業して共同経営の勲洋裁店を開くのだと言って、そのお礼かたがた見舞いに来た。 道子がそのひと達を玄関まで見送って、部屋へ戻って来・・・
織田作之助
「旅への誘い」
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・・・そうだ、あしたの晩、おい文学者、俺と一緒に八幡様の宵宮に行ってみないか。俺が誘いに来る。若い者たちの大喧嘩があるかも知れないのだ。どうもなあ、不穏な形勢なんだ。そこへ俺が飛び込んで行って、待った! と言うのだ。ちょうど幡随院の長兵衛というと・・・
太宰治
「親友交歓」
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