たいしょうげんごがく【対照言語学】
言語学の一分野。同系統か否かを問わず、二つ以上の言語を対比してその相違を明確にとらえようとするもの。
たいしょうご【対照語】
同一言語の中で、意味が対照的な関係にある語。例えば「形式⇔内容」「原因⇔結果」「保守⇔革新」「たて⇔よこ」「アマ⇔プロ」。また、「紅白 (こうはく) 」や「黒白 (こくびゃく) 」の、紅と白、黒と白など、対語2から生じたものもある。
たいしょうてき【対照的】
[形動]二つの事物の違いが、非常にきわだって認められるさま。「—な二人の性格」
たいしょうほう【対照法】
修辞法の一。相反する事物を対照させて、両者の状態をいっそうはっきりさせる技法をいう。「月とすっぽん」「提灯に釣鐘」の類。
たいしょうしょく【対照色】
⇒反対色
たいしょうしけん【対照試験】
⇒対照実験
たいしょうじっけん【対照実験】
ある条件の効果を調べるために、他の条件は全く同じにして、その条件のみを除いて行う実験。除いたときと除かないときの結果を比較する。医療や統計学では対照試験ともいう。コントロール実験。空 (くう) 試験。ブランクテスト。
たいしょうく【対照区】
対照実験で比較対象を設定する際、ある特定の条件を除外して行われる一連の実験。実際に特定の条件を課して行う一連の実験は実験区とよばれる。対照群。
たいしょうぐん【対照群】
⇒対照区