たいりついでんし【対立遺伝子】
対 (つい) になった形質を支配する遺伝子。相同染色体上の同じ遺伝子座に位置する。対立因子。
たいりついんし【対立因子】
⇒対立遺伝子
たいりつけいしつ【対立形質】
対立遺伝子によって支配され、同時に発現することのない、対 (つい) になった形質。メンデル遺伝をし、表現型として発現するほうを顕性、発現しないほうを潜性という。エンドウの花の色における赤色と白色など。 [補説]かつては顕性を優性、潜性を劣性とも称した。→優性[補説]
たいりつじく【対立軸】
対立する議論・抗争の中心となる事柄。また、考え方の違いによる、対立する二つの論。「与党への—を示す」「革新と保守という—が明確になる」
たいりつせつ【対立節】
一つの文の中で、意味の関係上、互いに対等の資格をもって結合している節。「悪人は衰え、善人は栄える」のそれぞれの節の類。
たいりつかせつ【対立仮説】
統計学の仮説検定において、その当否が検定される帰無仮説に対立する仮説。帰無仮説が成立しないと判断された場合に採択される。