しゅうがくえんじょせいど【就学援助制度】
公立の小中学校に通う児童・生徒で経済的理由から就学費用を負担できない者に、給食費・学用品費・修学旅行費などを援助する制度。学校教育法(第19条)に基づく。生活保護家庭のほか、市町村が独自に基準を設けて援助している。
しゅうがくぎむ【就学義務】
学齢児童・生徒を、その保護者が、義務教育を施すため学校に就学させる義務。
しゅうがくせい【就学生】
入国管理法で過去に規定されていた外国人の在留資格の一。平成22年(2010)の改正法施行以前は、日本語学校や専修学校などに在籍する学生を就学生、大学・短大などに在籍する学生を留学生として区別していた。→研修生
しゅうがくねんれい【就学年齢】
学齢の開始する年齢。現行法では満6歳。
しゅうがくめんじょ【就学免除】
学齢児童・生徒が、病弱・発育不全その他やむをえない事由のために就学困難と認められた場合、就学義務を猶予または免除すること。保護者の申請により、教育委員会が決定する。
しゅうがくりつ【就学率】
学齢児童・生徒の総数に対する就学者の百分率。
しゅうがくビザ【就学ビザ】
日本の高等学校、専修学校の高等課程、各種学校などで学ぼうとする外国人に認められた在留資格。大学などで学ぶための留学ビザとは別のものであったが、平成22年(2010)7月以降、資格更新時に留学ビザに一本化。
しゅうがくしえんきん【就学支援金】
高等学校の授業料の全部または一部に相当する額を国が負担する制度。支援金は学校に直接支払われる。高等学校等就学支援金制度。→高校無償化 [補説]平成22年度(2010)から、公立高校の授業料無償化と同時に、国公・私立高校の授業料の一部を減額する制度として導入。平成26年(2014)の制度改正により、国公私立を問わず、所得が一定以下の世帯を対象に支援金を支給する制度に一本化された。