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辞書
やまのうえそうじ【山上宗二】
[1544〜1590]安土桃山時代の茶人。堺の人。薩摩屋と号する商人で、千利休に茶を学び、豊臣秀吉に仕えた。のちに放逐され、諸国流浪ののち小田原の陣で再び秀吉と対面したが、不興をかい処刑されたと伝える。茶の湯秘伝書「山上宗二記」は茶道史の基本史料。
やまのうえのおくら【山上憶良】
[660〜733ころ]奈良前期の官人・歌人。大宝2年(702)渡唐し、帰国後、伯耆守 (ほうきのかみ) ・東宮侍講・筑前守を歴任。思想性・社会性をもつ歌を詠んだ。万葉集に長歌・短歌・旋頭歌 (せどうか) ・漢詩文がある。歌集「類聚歌林」の編者。作「貧窮問答歌」「子等を思ふ歌」など。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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