平淡(へいたん)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・の静物の平淡な味を好む。少しのあぶなげもない。 横井礼市。 この人の絵はうるさいところがなくてよい。涼しい感じがある。この人の絵の態度は行きつまらない。どこまでも延びうると思う。 湯浅一郎。 巧拙にかかわらず一人の個人の歌集がおもし・・・
寺田寅彦
「昭和二年の二科会と美術院」
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・・・あるものは他にいかほどの採るべき点があっても、事件に少しでも不自然があれば文学でないと云う。あるものは人間交渉の際卒然として起る際どき真味がなければ文学でないと云う。あるものは平淡なる写生文に事件の発展がないのを見て文学でないと云う。しかし・・・
夏目漱石
「作物の批評」
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