きゅうせいぜんこつずいきゅうせいはっけつびょう【急性前骨髄球性白血病】
急性骨髄性白血病のうち、腫瘍化した造血細胞が前骨髄球の段階で分化を停止するものをいう。
きゅうせいねつせいこうちゅうきゅうせいひふしょう【急性熱性好中球性皮膚症】
⇒スイート病
きゅうせいはっけつびょう【急性白血病】
骨髄にある造血細胞が正常な血球に分化・成熟する能力を失い、異常な血液細胞が無秩序に増殖する病気。正常な血球をつくる機能が妨げられ、病気に対する抵抗力が低下し、貧血や出血を起こしやすくなる。腫瘍化する細胞の種類によって、急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病に大別される。急速に進行し、放置すれば短期間で死に至る。治療法として化学療法・放射線療法・造血幹細胞移植などがある。→慢性白血病
きゅうせいリンパせいはっけつびょう【急性リンパ性白血病】
急性白血病のうち、リンパ球に分化する造血細胞が成熟する働きを失い、正常な血液を作ることができなくなる病気。リンパ芽球という未熟な血液細胞が急速に無秩序に増殖し、正常な血球をつくる機能を妨げる。急性リンパ芽球性白血病。→B細胞 →T細胞ALL(acute lymphoid leukemia)。→急性骨髄性白血病 [補説]増殖する悪性細胞の種類によって、B細胞性急性リンパ性白血病とT細胞性急性リンパ性白血病に分けられる。
きゅうせいきびょうしょう【急性期病床】
発症・受傷後間もない患者や病状が不安定な患者に対して、専門の医療従事者が一定期間、集中的な医療を提供するために使用される病院のベッド。
きゅうせいしきゅうたいじんえん【急性糸球体腎炎】
むくみ・乏尿・高血圧・血尿・蛋白尿などの症状を急に発症する糸球体腎炎。扁桃炎 (へんとうえん) などの感染症に続いて起こることが多い。急性腎炎症候群。
きゅうせいじんえんしょうこうぐん【急性腎炎症候群】
⇒急性糸球体腎炎
きゅうせいさんしょうようりょう【急性参照用量】
⇒エー‐アール‐エフ‐ディ—(ARfD)
きゅうせいしんきんこうそく【急性心筋梗塞】
冠状動脈に急激な狭窄や閉塞が起きて、心臓の筋肉への血流が途絶え、虚血状態となり、心筋が壊死する病気。虚血性心疾患の一つ。AMI(acute myocardial infarction)。
きゅうせいじんふぜん【急性腎不全】
さまざまな原因で腎臓の機能が短期間に低下する病態。高窒素血症・高カリウム血症・代謝性アシドーシスなどの症状があらわれる。