じょうほうもう【情報網】
情報を探り、収集するために多方面に設けた組織。「—を張り巡らす」
じょうほうリテラシー【情報リテラシー】
《information literacy》情報を十分に使いこなせる能力。大量の情報の中から必要なものを収集し、分析・活用するための知識や技能のこと。メディアリテラシーやコンピューターリテラシーとほぼ同義に用いられることもある。
じょうほうりろん【情報理論】
1 狭義には、通信理論において、1948年、シャノンやウィーナーらによって展開された通信モデルとそのシステム理論。これにより、情報は確率論的に定量化されるようになった。 2 広義には、シャノンのモデルに基づき、動物や人間のコミュニケーションをも定量的に取り扱おうとするサイバネティックスの一分科。
じょうほうしょうざい【情報商材】
主にインターネットを通じて売買される、金儲 (もう) けの方法などの情報。投資やギャンブルの必勝法やネットビジネスの成功術などと称するが、有用な情報かどうかは購入するまで分からないのでトラブルも多い。
じょうほうかがくげいじゅつだいがくいんだいがく【情報科学芸術大学院大学】
岐阜県大垣市にある公立大学院大学。平成13年(2001)に岐阜県が開設した。メディア表現研究科がある。
じょうほうコミュニティー【情報コミュニティー】
政府内の複数の情報機関の活動を調整し、情報を一元化する体制。外交政策の遂行や安全保障の実現に必要な情報活動を行う。日本の情報コミュニティーは、内閣情報調査室・警察庁・公安調査庁・外務省・防衛省、および財務省・金融庁・経済産業省・海上保安庁などの情報担当者によって構成される。インテリジェンスコミュニティー。
じょうほうしゅうしゅうえいせい【情報収集衛星】
外交・防衛などの安全保障や大規模災害などの危機管理に必要な情報の収集を目的とする日本の人工衛星。平成10年(1998)、北朝鮮によるテポドン発射をきっかけに導入され、内閣衛星情報センターが運用を担当している。IGS(Information Gathering Satellite)。
じょうほうセキュリティだいがくいんだいがく【情報セキュリティ大学院大学】
横浜市神奈川区にある私立大学院大学。平成16年(2004)の開設。
じょうほうぶそく【情報不足】
1 判断したり、行動したりするために必要な知識が十分に集まっていないこと。 2 レッドリストやレッドデータブックで、生物の種を絶滅の危険性の高さによって分類したカテゴリー項目の一つ。絶滅の危険性を評価するための情報が不足している種のこと。DD(Data Deficient)。
じょうほうきぞく【情報貴族】
マスメディアが流す凡庸で定型的な情報に対して批判的で、インターネット上の膨大な情報の中から適切な情報を選別して活用することができる、高度な情報リテラシーを身につけた人。神戸女学院大学名誉教授内田樹の造語。→情報難民