懐柔(かいじゅう)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・ 川島はにやりと笑ったと思うと、たちまち小栗を懐柔した。保吉は未にこの少年の悪智慧の鋭さに驚いている。川島は小学校も終らないうちに、熱病のために死んでしまった。が、万一死なずにいた上、幸いにも教育を受けなかったとすれば、少くとも今は年少・・・
芥川竜之介
「少年」
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・・・ 鎌倉幕府の要路者は日蓮への畏怖と、敬愛の情とをようやくに感じはじめたので、彼を威迫することをやめて、優遇によって懐柔しようと考えるようになった。そして「今日以後永く他宗折伏を停めるならば、城西に愛染堂を建て、荘田千町を付けて衣鉢の資に・・・
倉田百三
「学生と先哲」
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