打(ち)上げ/打(ち)揚げ(うちあげ)
の例文・使い方・用例・文例(12)
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・・・ 数日後、深谷の屍骸が渚に打ち上げられていた。その死体は、大理石のように半透明であった。
葉山嘉樹
「死屍を食う男」
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・・・ 人家のない岩蔭に、波が砂を洗って、海松や荒布を打ち上げているところがあった。そこに舟が二艘止まっている。船頭が大夫を見て呼びかけた。「どうじゃ。あるか」 大夫は右の手を挙げて、大拇を折って見せた。そして自分もそこへ舟を舫った。・・・
森鴎外
「山椒大夫」
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