しらぎがく【新羅楽】
三韓楽の一。上代に新羅から日本に伝来した楽舞。楽器は新羅琴・笛などを用いたが、平安時代に高麗楽 (こまがく) に編入された。
しらぎごと【新羅琴】
新羅楽の主要楽器として伝来した12弦の箏 (そう) 。長さ約5尺(約1.5メートル)。今日の朝鮮の伽倻琴 (かやきん) 。正倉院に奈良時代のものが伝存する。
しんらさぶろう【新羅三郎】
源義光 (みなもとのよしみつ) の通称。
しんらみょうじん【新羅明神】
園城寺 (おんじょうじ) の鎮守神。新羅善神堂に祭られている。広義には新羅国の神の意。
しんらりょうおう【新羅陵王】
雅楽。唐楽。壱越 (いちこつ) 調で古楽の小曲。もとは沙陀 (さだ) 調。舞は廃絶。現在、急の楽章だけが残り、「陪臚 (ばいろ) 」の急にも転用される。円長楽。