旅心(たびごころ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・きて春の日の舞ふ水車桜の小枝たわめつゝ ゆるくまはれり小春日の村白壁の山家に桃の影浮きて 胡蝶は舞はでそよ風の吹くなつかしき祖母の住居にありながら まだ旅心失せぬ悲しさなめげなる北風に・・・
宮本百合子
「旅へ出て」
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・・・ 旅客の姿、赤帽の赤い帽子、粗末な停車場なのが却って藍子の旅心を誘った。「どうします?」 尾世川がバスケットを取って戻って来た。「――このまんま帰っちゃうのも惜しいようだな」 二人は列車発着表の前へ立った。「――成田・・・
宮本百合子
「帆」
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