にほんかいかいせん【日本海海戦】
明治38年(1905)5月27日から翌日にかけて行われた日露戦争中最大の海戦。日本海対馬 (つしま) 沖で、東郷平八郎司令長官の率いる連合艦隊が、ロシアのバルチック艦隊に壊滅的打撃を与えた。
にほんかいがわきこう【日本海側気候】
日本列島の日本海側にみられる、冬は雪が多く、夏は晴天が多い気候。日本海に低気圧が発達するとフェーン現象が起こるなどの特徴がある。日本海岸式気候。→太平洋側気候
にほんかいちゅうぶじしん【日本海中部地震】
昭和58年(1983)5月26日、秋田・青森県沖で発生したマグニチュード7.7の地震。日本海沿岸の広範囲にわたって津波が発生し、秋田・青森・北海道を中心に、大きな被害を受けた。警報発令以前に津波に襲われた場所もあり、死者104人のうち100人が津波によるもの。
にほんかいがんしききこう【日本海岸式気候】
⇒日本海側気候
にほんかいかいようきしょうセンター【日本海海洋気象センター】
気象庁の海洋気象課に所属する機関。日本海の海洋気象業務にかかわる調査・技術開発を担当する。京都府舞鶴市にある。 [補説]舞鶴海洋気象台の廃止に伴い、平成25年(2013)10月に設置。日本海の海面水温や対馬暖流、深層水の変化の監視、海流・海水温の予測シミュレーションモデルの開発、高潮・高波のメカニズム解明に向けた調査研究などを行う。
にほんかいかんたいきだんしゅうそくたい【日本海寒帯気団収束帯】
冬季の日本海に現れる収束帯。冬型気圧配置が強まり、長白山脈で二分された大陸からの寒気の流れが、風下の日本海で収束することによって形成される。雪雲が発達しやすく、北陸・山陰地方にしばしば大雪をもたらす。JPCZ(Japan sea polar air mass convergence zone)。