じぶんがら【時分柄】
[名]その時分にふさわしいこと。時機に相応していること。時節柄。「定規通り—の口儀などあるべし」〈逍遥・当世書生気質〉 [副]ちょうどその時分にふさわしいさま。時分が時分だから。時節柄。「—おからだにお気をつけください」
じぶんどき【時分時】
その物事にふさわしい時刻。特に、毎日の定まった、食事の時刻。めしどき。「—にお伺いして申し訳ございません」
じぶんのはな【時分の花】
能で、年齢の若さによって現れる、芸以前の一時的な面白さ。⇔真 (まこと) の花。「三十以前の—なれ」〈花伝・一〉
じぶんぶれ【時分触れ】
集会・食事などの、時間を知らせて回ること。また、その役目。「—戻りに辛味さげて来る」〈柳多留・二〉