有(り)難迷惑(ありがためいわく)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・私といえば『出家とその弟子』をいわれるのは私としては有難迷惑だ。私はひとつの境地から、他の境地へと絶えず精進しつつあるものだ。そしてその転身の節目節目には必ず大作を書いているのだ。愛読者というものはそれでなくては作者にとってたのみにはならな・・・
倉田百三
「『出家とその弟子』の追憶」
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暫く明いて居た裏の家へ到々人が来て仕舞った。 子供達の遊び場になって居る広っぱに面して建って居る家だから、別にどうと云う程の事もなさそうなものだけれ共、やっぱり有難迷惑な、聞きたくもない兄弟喧嘩の泣声をきかされたり、う・・・
宮本百合子
「二十三番地」
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