あさひかげ【朝日影】
朝日の光。「—にほへる山に照る月の」〈万・四九五〉
あさひがに【旭蟹】
十脚目アサヒガニ科のカニ。甲が縦長で、甲長約20センチ。腹節が背面から見える。全身赤橙色。歩脚の平たい指節を使って後退しながら砂に潜る。相模湾以南から沖縄にかけて分布。食用。
あさひかまぼこ【朝日蒲鉾】
上面を食紅で染めたかまぼこ。
あさひぐし【朝日櫛】
1 蘇芳 (すおう) で赤く染めたシカの角で作った櫛。元禄(1688〜1704)ごろに流行。 2 朱塗りの木製の櫛。
あさひこ【朝日子】
《「こ」は親しみの意を表す接尾語》朝日。「—がさすや岡辺の松が枝のいつとも知らぬ恋もするかな」〈古今六帖・一〉
あさひしょうぐん【朝日将軍】
源義仲 (みなもとのよしなか) の異称。
あさひのみはた【朝日の御旗】
日の丸の旗。日章旗。
あさひのみや【朝日宮】
伊勢神宮の内宮 (ないくう) 。皇大神宮。
あさひひょうもん【旭豹紋蝶】
タテハチョウ科のチョウ。開張35ミリくらいで、翅 (はね) の表面は黄褐色の地に黒褐色の斑紋がある。極地性で、日本では大雪山群の高山帯に分布。幼虫はキバナシャクナゲを食べる。天然記念物。
あさひまんじゅう【朝日饅頭】
食紅で赤く染めたまんじゅう。