まつばいろ【松葉色】
深緑色。ふかみどり。
まつばかき【松葉掻き】
落葉などをかき集めたり、土をかきならしたりするのに用いる道具。木 (こ) の葉掻き。
まつばがに【松葉蟹】
1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。 2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう。《季 冬》
まつばがみ【松葉紙】
松葉のような形をした細かいものを漉 (す) き込んだ紙。松皮紙。
まつばかんざし【松葉簪】
松葉の形を模した二またのかんざし。
まつばぎく【松葉菊】
ハマミズナ科の常緑多年草。茎は地をはい、枝分かれし、針状の多肉質の葉を対生する。夏に紅紫色の菊に似た花が咲き、花びらは細くて光沢がある。南アフリカの原産。花壇などに植える。サボテンぎく。《季 夏》
まつばづえ【松葉杖】
足の不自由な人が用いる杖。上辺が松葉のように二またになっているもの。
まつばにんじん【松葉人参】
アマ科の一年草。山地に生え、高さ約50センチ。葉は線形で互生する。夏、淡紫色の小花を多数開く。まつばなでしこ。
まつばぼたん【松葉牡丹】
スベリヒユ科の一年草。茎は地をはい、多数の枝に分かれ、紅色を帯びる。葉は細くて肉厚。夏、紅・黄・白色などの5弁花を朝に開き、昼ごろにしぼむ。ブラジルの原産で、花壇などに植えられ、八重咲きの品種もある。ポーチュラカ。アメリカぐさ。《季 夏》「おのづから—に道はあり/虚子」
まつばゆり【松葉百合】
アマナの別名。