栴檀は双葉より芳し
白檀 (びゃくだん) は発芽のころから香気を放つ。大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえ。
せんだんぐさ【栴檀草】
キク科の一年草。暖地のやや湿った場所に生え、高さ0.5〜1メートル。葉はセンダンに似て羽状に裂ける。秋、黄色い花をつける。種子には逆向きでとげ状の毛があり、衣服などにつく。
せんだんこう【栴檀講】
滋賀県の園城寺で行われる法会の一。子供の健康を祈願するもの。千団子祭。《季 夏》
せんだんのいた【栴檀の板】
大鎧 (おおよろい) の付属具。右の肩から胸にかけてつけ、胸板の右の隅のすきまをおおう札 (さね) 仕立ての板。高紐 (たかひも) を切られるのを防ぐ。贈 (おくり) の板。