ねもとすすむ【根本進】
[1916〜2002]漫画家。東京の生まれ。北沢楽天、川端竜子 (りゅうし) に師事したのち、漫画を執筆する。台詞 (せりふ) を用いないサイレント漫画と、ほのぼのとした作風で知られ、「朝日新聞」に連載された「クリちゃん」は大きな人気を集めた。
ねもとつうめい【根本通明】
[1822〜1906]幕末・明治の漢学者。出羽の人。号、羽嶽・健斎。名は「みちあき」とも。秋田藩校で教え、維新後は東大教授。考証学・易学に精通した。著「周易復古筮法」「論語講義」「老子講義」など。
ねもとりくお【根本陸夫】
[1926〜1999]プロ野球選手・監督。茨城の生まれ。近鉄バファローズの選手を経て昭和43年(1968)広島の監督に就任。のち西武で監督、管理部長などを務め、同球団の黄金時代の基盤を築く。平成5年(1993)ダイエー(福岡ソフトバンクの前身)の監督に就任。同7年フロントに転じチーム強化に尽力した。