楊枝で重箱の隅をほじくる
「重箱の隅を楊枝でほじくる」に同じ。楊枝で重箱の隅をつつく。
楊枝に目鼻を付けたよう
非常にやせた人を形容する言葉。
楊枝を一本削った事も無し
細工仕事に不慣れであることのたとえ。また、不器用なことのたとえ。
楊枝を違える
ごく小さなまちがいをする。
ようじいれ【楊枝入れ】
楊枝1を入れる容器。
ようじうお【楊枝魚】
ヨウジウオ目ヨウジウオ科の海水魚。内湾のアマモの茂る所にすみ、全長約30センチ。体は著しく細長くて骨板に覆われ、黒褐色。吻 (ふん) は管状。雄の尾部に育児嚢 (いくじのう) があり、雌の産みつけた卵を保護する。近似種にヒフキヨウジ・オクヨウジなどがあり、混称される。
ようじみせ【楊枝店】
江戸、浅草寺 (せんそうじ) 境内にあった床店 (とこみせ) で、楊枝2やお歯黒の材料などを売った店。女を置いてひそかに売春の場ともなった。楊枝屋。「—ちとおやすみとわきへ寄り」〈柳多留・九〉