ぶけかぞく【武家華族】
もと武家で、明治維新以後華族となったもの。
ぶけがた【武家方】
1 武家の人々。武家衆。また、武家の側に味方する人々。 2 南北朝時代の足利方。⇔宮方 (みやがた) 。
ぶけこじつ【武家故実】
武家に関する故実。
ぶけじだい【武家時代】
武家が政権を握っていた時代。鎌倉時代から江戸時代末までの約680年間。
ぶけしゅう【武家衆】
武家の人々。幕府に仕える武士。
ぶけしょはっと【武家諸法度】
江戸幕府が諸大名を統制するために制定した法令。元和元年(1615)徳川家康の命により2代将軍秀忠のときに発布された13箇条が最初。その後必要に応じて改訂された。城の修築や婚姻・参勤交代などについて規定。
ぶけせいじ【武家政治】
武家が政権を掌握して行う政治。一般に、征夷大将軍が幕府を開いて行った鎌倉・室町・江戸の3時代の政治をいう。
ぶけづくり【武家造(り)】
武家住宅の建築様式。のちの書院造りの祖形と考えられるが実例がないので詳細は不明。
ぶけてんそう【武家伝奏】
《「ぶけでんそう」とも》室町・江戸時代の朝廷の職名。諸事にわたり、武家との連絡にあたる役。江戸時代には定員2名で関白に次ぐ要職。納言・参議から選ばれた。伝奏。
ぶけほう【武家法】
武家が政治的権力を掌握していた時期の法体系。はじめ武士間の慣習法として成立、鎌倉幕府の御成敗式目で成文法として確立。戦国大名は分国法を制定してそれぞれの領国を支配、江戸幕府は禁中並公家諸法度・武家諸法度などを制定して封建制度維持の基とした。