みんしゅとう【民主党】
昭和22年(1947)旧日本進歩党を中核として結成された政党。日本社会党・国民協同党と連立して片山・芦田内閣を組織したが、昭和25年(1950)、自由党と国民民主党とに分裂。 「日本民主党」の略称。 平成8年(1996)菅直人・鳩山由紀夫らが呼びかけ、新党さきがけ・社会民主党・新進党などからの離党者で結成した政党。平成10年(1998)1月、新党友愛・国民の声・太陽党・フロムファイブ・民主改革連合とともに統一会派「民主友愛太陽国民連合(民友連)」を結成。4月に民友連の各党が合流して民主党となった。旧民主党。 平成10年(1998)結成の政党。院内会派「民友連」に参加していた民主党・新党友愛・民政党・民主改革連合が合流してできた。平成15年(2003)自由党と合併。平成21年(2009)の総選挙で自民党に圧勝して政権交代を果たし、鳩山由紀夫が首相となった。平成24年(2012)の総選挙では大敗して下野。平成28年(2016)3月、維新の党と合流し民進党となった。 共和党と並ぶ米国の二大政党の一。1828年にA=ジャクソンを当選させた民主共和党に始まる。南部の白人保守層の支持で発展したが、20世紀中盤からは労働者やマイノリティー寄りの政策に転換。東西海岸部や大都市圏を地盤とするようになった。ウィルソン・ルーズベルト・トルーマン・ケネディ・ジョンソン・カーター・クリントン・オバマなどの大統領を輩出。
みんしゅしゅぎのあかじ【民主主義の赤字】
民主主義に関する市民の期待が実際の政策に反映されない状態。特に欧州において、EUの政策に加盟国の国民の意思が必ずしも反映されないことをいう。 [補説]欧州統合の過程で、加盟各国は立法権の一部を自国の議会からEUに委譲したが、EU市民の代表機関である欧州議会の立法権限は限定されており、各国の官僚や閣僚によって構成される欧州委員会や閣僚理事会が政策決定を主導しているため、議会による民主的統制の欠損(赤字)が指摘されている。
みんしゅかきねんとう【民主化記念塔】
《Democracy Monument》タイの首都バンコクの中心部にある塔。ラチャダムヌンクラン通りとディンソー通りが交差する、ロータリー中央に位置する。シャム王国の絶対君主制から立憲君主制に移行させた、1932年6月24日に起きた立憲革命を記念したもの。1939年、第3代首相ピブン内閣により、高さ24メートルの羽根に似た四つの塔が建てられた。