出典:gooニュース
南極で巨大氷山が分離、海底に驚くべき生物の宝庫が広がっていた
すると「すぐそばで、巨大な氷山が分離しようとしていることに気付いたんです」と、モンテリ氏は話す。後にA-84と名付けられた氷山は、南極半島から分離したあと、素早く棚氷から離れていた。 棚氷とその下は調査が難しいことで有名だが、A-84が分離したおかげで、その下にあった510平方キロメートルの海底が白日の下にさらされることになった。
南極の氷山下に豊かな生態系
科学者チームが巨大な氷山分離後の海底を詳しく調べたところ、驚くほど多様な生物群を発見し、巨大な氷塊が周囲の環境に与える影響に関する従来の見解を覆しました。
世界最大・最古の氷山「A23a」、サウスジョージア島沖で座礁
現存する氷山としては世界最大とされています。1986年に南極から分離したこの氷山は、現在世界最古の氷山でもあります。そして今、5年間の漂流の果てに、サウスジョージア島の南約90kmの地点で座礁したもようです。イギリス南極研究所の海洋学者であるAndrew Meijers氏は次のように述べています。
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