油が切れる
活動の原動力がなくなる。「—・れて元気が出ない」
脂が乗る
1 魚や鳥などが季節によって脂肪が増え、味がよくなる。「よく—・ったブリ」 2 調子が出て仕事や勉強がはかどる。「演技に—・ってきた」
油紙へ火が付いたよう
ぺらぺらよくしゃべるさま。油に火がついたよう。
油に水
「水と油」に同じ。
油を売る
《近世、髪油の行商人が、客を相手に世間話をしながら売ることが多かったことから》むだ話などをして仕事を怠ける。
油を絞る
1 過ちや失敗を厳しく責める。「さんざん—・られた」 2 ひどい苦労をする。「親が身の—・って獲 (え) た金を」〈二葉亭・平凡〉
油を注ぐ
《火に油を注げば火勢が強くなることから》感情や行動などをさらに勢いづかせる。
油を流したよう
海・湖などの水面が、波が立たず穏やかなさま。
あぶらあげ【油揚(げ)】
1 薄く切った豆腐を植物油で揚げた食品。薄あげ。あぶらげ。あげ。 2 野菜や魚肉を油で揚げたもの。揚げ物。
あぶらあし【脂足】
脂性 (あぶらしょう) の足。