かっせいアルミナ【活性アルミナ】
吸着力の強いアルミナ。水洗したアルミナを二酸化炭素の気流中で熱して得られる、粒子表面が多孔性の粉末。クロマトグラフィーに用いる。
かっせいおでい【活性汚泥】
下水や廃水に含まれる有機物を酸化分解する微生物を繁殖させて生じる泥状の沈殿物。汚水処理に利用。→活性汚泥法
かっせいおでいほう【活性汚泥法】
下水・排水処理方法の一。汚水を活性汚泥と混ぜ、微生物の働きで有機物を分解し、沈殿池で活性汚泥を沈降除去してから上澄み液を塩素で処理する。
かっせいか【活性化】
[名](スル) 1 特定の機能が活発になること。反応性が高まること。 2 組織などの活動を活発にすること。「地域社会を—する」
かっせいかエネルギー【活性化エネルギー】
化学反応を起こさせるための活性化に必要なエネルギー。
かっせいざい【活性剤】
触媒・酵素・燐光体 (りんこうたい) などに添加して、その機能を活性化させる物質。活性化剤。賦活剤。
かっせいさんそ【活性酸素】
化学反応が起こりやすくなった酸素。一重項酸素、過酸化水素、スーパーオキサイドアニオン、ヒドロキシルラジカルなど。体内で過度に発生すると、脂質やたんぱく質、DNAなどに影響し、老化促進などの原因になるといわれる。また、その強い酸化力を、消毒、除菌、浄水、脱臭、大気浄化などに利用する。
かっせいたん【活性炭】
吸着能力を強めた炭素物質。木炭・ヤシ殻などを焼成・炭化し、細孔をもつ構造を発達させて多孔質としたもの。臭気や色素などをよく吸着する。脱臭・脱色・精製・浄水などに用いる。
かっせいかじこリンパきゅういにゅうりょうほう【活性化自己リンパ球移入療法】
癌 (がん) 細胞を攻撃する能力をもつTリンパ球を体外に取り出し、人工的に活性化してから患者自身の体内に戻す治療方法。先進医療として認可された医療技術の一つで、厚生労働省の承認を受けた特定の医療機関でのみ保険診療との併用が認められる。LAK(lymphokine-activated killer)療法。
かっせいさくさん【活性酢酸】
⇒アセチルCoA