かいようせいぶつレッドリスト【海洋生物レッドリスト】
絶滅のおそれがある海洋生物の種のリスト。環境省と水産庁が、日本に生息・生育する魚類・サンゴ類・甲殻類・軟体動物(頭足類)・その他の無脊椎動物の約1万120種について調査。体長2メートを超えるハタ科の海水魚タマカイ、小笠原諸島父島固有種のオガサワラベニシオマネキ、奄美以南に分布するミナミアナジャコなど56種が絶滅危惧種(絶滅危惧ⅠA類・絶滅危惧ⅠB類・絶滅危惧Ⅱ類の総称)として掲載された。平成29年(2017)3月公表。→レッドリスト →絶滅危惧
かいようはく【海洋博】
⇒沖縄海洋博
かいようせいぶつしげんほぞんかんりほう【海洋生物資源保存管理法】
⇒TAC法
かいようていさんそじへん【海洋低酸素事変】
⇒海洋無酸素事変
かいようむさんそじへん【海洋無酸素事変】
海水中の酸素が地球規模で欠乏する現象。赤潮などよりはるかに広範囲で、これが数回起きたとされる中生代には、大量の有機物が分解せずに堆積し黒色頁岩などの地層が形成された。原因は明らかではないが、火山活動の活発化による地球温暖化という説が有力。海洋低酸素事変。OAE(oceanic anoxic event)。
かいようねっぱ【海洋熱波】
海水温の極端な高温状態が、数日から数年にわたって継続する現象。過去の統計で10パーセント以下しか起こらない高温が5日以上続く状態。海流の流路の変化や地球温暖化による気温の上昇が原因と考えられている。