湿し（しめし）とは？意味・読み方・使い方

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しめし【湿し】
の解説

１しめらすこと。

２湿りを取るため腰から下に巻く布。おしめ。
1. 「—のやうなるものを着せければ」〈散木集・六・詞書〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

湿しの慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

しめしばい【湿し灰】

茶の湯で、炉の炭点前 (すみてまえ) のときに炉中にまく灰。濡れ灰・木灰を番茶で練り、湿り気を含んだ程度にまで乾かしたもの。

湿しの前後の言葉

湿しの例文(5)

出典：青空文庫

･･･うならいっしょに藁を湿しましょう」「うんおれは俵を編む、はま公に･･･伊藤左千夫「隣の嫁」
･･･言って杯で一寸と口を湿して「僕は痩せようとは思っていなかった！」･･･国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」
･･･り、雪を食ってのどを湿した。　どちらへ行けばイイシに達しられるか･･･黒島伝治「渦巻ける烏の群」

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