ねんりょうペレット【燃料ペレット】
1 二酸化ウランなどの粉末状の核燃料物質を焼き固めてセラミック状にしたもの。通常、直径1センチメートル、長さ1センチメートルの円柱形。五重の壁の第一の壁にあたる。燃料ペレットを金属製の燃料被覆管に詰めて密封したものが燃料棒である。 2 ⇒燃料球
ねんりょうようゆう【燃料溶融】
原子炉の炉心が十分に冷却できない、または炉心の出力が異常に上昇することによって、温度が上昇し、燃料ペレットや燃料集合体が溶融して、燃料集合体が形状を維持できなくなる状態。→メルトダウン
ねんりょうデブリ【燃料デブリ】
原子炉の事故で、炉心が過熱し、溶融した核燃料や被覆管および原子炉構造物などが、冷えて固まったもの。核燃料デブリ。
ねんりょうでんちスタック【燃料電池スタック】
燃料電池で電気を発生させる、セルとよばれる板状の基本部材を積み重ねたもの。セルスタック。FCスタック。
ねんりょうきゅう【燃料球】
レーザー核融合炉で用いられる、核燃料を収めた容器。極低温で固体状態にある重水素と三重水素を球形にしたものや、金属やプラスチックに収めたものなどが考案されている。燃料ペレット。燃料ターゲット。
ねんりょうターゲット【燃料ターゲット】
⇒燃料球
ねんりょうでんちせん【燃料電池船】
燃料電池を電源とする電気推進船。
ねんりょうようみずぬきざい【燃料用水抜き剤】
⇒水抜き剤
ねんりょうゆ【燃料油】
燃料となる油の総称。特に、石油からつくられるガソリン・灯油・重油・ナフサなどをさす。
ねんりょうきかばくだん【燃料気化爆弾】
⇒気化爆弾