どくだんせんこう【独断専行】
[名](スル)物事を独断で勝手に推し進めること。「執行部が—する」
どくだんてき【独断的】
[形動] 1 深く吟味しないで、ひとりよがりの判断を真理として主張するさま。「—な見解」 2 カント哲学で、認識能力の限界や本質について吟味せず、純粋な理性によって実在を認識できると主張するさま。
どくだんろん【独断論】
1 勝手に決めた原理から結論を導くやり方。また、自分勝手な主張。 2 ある言説を、不完全な点や誤りがあるかもしれないという検討を加えずに真理として主張する態度。教条主義。 3 なんらかの教説を積極的に主張する立場。 4 カント哲学で、可能的経験の領域においてのみ妥当する概念を形而上学的対象にも適用する立場。