さんぎょうい【産業医】
職場で従業員の健康管理を担当する医師。一定規模以上の事業所では選任を義務づけられている。
さんぎょうかくしんきこう【産業革新機構】
大学や企業が保有する革新的な技術に資金を供給して実用化を支援し、日本経済の持続的な成長を促進するため、官民共同出資により設立された投資ファンド。株式会社。産業活力再生法に基づいて15年間の時限組織として平成21年(2009)設立。平成30年(2018)施行の改正産業競争力強化法により設置期限が延長され、産業革新投資機構に改称。INCJ(Innovation Network Corporation of Japan)。
さんぎょうかくめい【産業革命】
《industrial revolution》18世紀後半に英国に始まった、技術革新による産業・経済・社会の大変革。19世紀前半にはヨーロッパ各国に広がった。機械設備をもつ大工場が成立し、大量生産が可能となり、社会構造が根本的に変化して、近代資本主義経済が確立したが、その過程で人口の都市への集中、小生産者・職人層の没落を伴った。
さんぎょうかつりょくさいせいとくべつそちほう【産業活力再生特別措置法】
産業活力再生法の旧称。バブル崩壊後の平成11年(1999)に産業の活力再生を図る目的で制定。平成21年(2009)の改正時に「産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法」に改称された。
さんぎょうきかい【産業機械】
産業界に役立っている機械の総称。建設機械・繊維機械・鉱山機械・運搬機械の類。
さんぎょうぎじゅつそうごうけんきゅうしょ【産業技術総合研究所】
計量の標準や地質の調査、産業基盤技術の研究・開発、エネルギー・環境技術などの研究、国際的な産業競争力強化や新産業の創出に向けた研究、ならびにそれらの成果普及のために、工業技術院の15の研究機関と計量教習所を統合して平成13年(2001)に設立された経済産業省所管の独立行政法人(国立研究開発法人)。産総研。
さんぎょうきょういく【産業教育】
農業・工業・商業など職業に就こうとする者に必要な知識・技能・態度を習得させるための職業予備教育。昭和26年(1951)に産業教育振興法が制定されている。
さんぎょうくみあい【産業組合】
明治33年(1900)産業組合法によって設立された協同組合。信用・販売・購買・利用の4種があり、資力の弱い中小生産者・農民の保護と救済を目的とし、特に農村で発達した。第二次大戦後は各種の協同組合に移行。
さんぎょうこうくう【産業航空】
運輸以外の産業目的に航空機を利用する事業。写真撮影・測量・薬剤散布など。航空機使用事業。→商業航空
さんぎょうこうこがく【産業考古学】
産業史の遺跡・遺物を考古学の実証的方法によって研究する学問。1955年英国のリクス(Michael Rix)が提唱。