こうしゅうかいどう【甲州街道】
江戸時代の五街道の一。江戸の日本橋から内藤新宿(新宿の古称)を経て甲府に至り、さらに下諏訪 (しもすわ) で中山道と合する。現在の国道20号にあたる。甲州道中。
こうしゅうきん【甲州金】
甲斐国で鋳造され、甲斐一国に限って通用した金貨。戦国時代、武田氏が鋳造し、江戸末期まで流通した。甲金。
こうしゅうし【甲州市】
⇒甲州
こうしゅうタバコ【甲州タバコ】
甲斐国産のタバコ。竜王。
こうしゅうはっと【甲州法度】
戦国時代、武田信玄が制定した分国法。正しくは、甲州法度之次第。領国内の秩序維持のため、地頭の職権などを規定。信玄家法。
こうしゅうぶどう【甲州葡萄】
1 山梨県の甲府市・甲州市を中心とする地方で産出するブドウの総称。 2 ブドウの一品種。甲府盆地の特産。果実は明るい紫褐色で、甘味が強い。12世紀ごろ、中国から移入したといわれ、日本で最も古くから栽培。《季 秋》
こうしゅうます【甲州枡】
江戸時代、甲斐国で使用された枡。容積は京枡の約3倍。武田氏以来の枡という。
こうしゅうりゅう【甲州流】
小幡勘兵衛景憲 (かげのり) が創始した兵法の一流派。江戸初期に始まり、武田信玄・山本勘助らの流儀を受け継いだといわれる。信玄流。武田流。
こうしゅうインデン【甲州インデン】
《「甲州印伝」とも書く》⇒インデン