りょうようじょ【療養所】
長期間の療養が必要な人のための施設。
りょうようびょうしょう【療養病床】
症状は安定しているが長期の療養が必要とされる、主に高齢者など慢性疾患の患者のために、病院内に設けられた長期入院用のベッド。医療保険が適用される医療療養病床と、介護保険が適用される介護医療院(旧介護療養病床)とがある。→一般病床 [補説]介護療養病床は令和5年度(2023)末までに廃止される予定。高齢者の社会的入院を解消し、療養環境の改善や医療費の適正化を図ることが目的。
りょうようほしょう【療養補償】
災害補償の一。労働者が業務上負傷し、または病気にかかった場合、使用者から必要な療養の費用として受ける補償。
りょうようきゅうふ【療養給付】
通勤災害に対して給付される労災保険の一。通勤途中の負傷・疾病により療養する場合に支給される。労災病院・労災指定病院等では一部負担金を除いて無料で治療を受けられる(現物支給)。労災病院・労災指定病院以外で治療を受けた場合は、労働者が病院で療養費を支払った後、労働基準監督署に請求して現金の給付を受ける(現金支給)。業務災害の場合は療養補償給付という。
りょうようのきゅうふ【療養の給付】
公的医療保険の被保険者やその家族が病気やけがをした際に、保険医療機関において必要な医療(診療、処置・手術などの治療、薬剤等の支給、入院、看護など)が提供されること。医療サービスが直接給付されることから、傷病手当金や出産育児一時金などの現金給付に対して、現物給付ともいう。
りょうようほしょうきゅうふ【療養補償給付】
業務災害に対して給付される労災保険の一つ。業務上の負傷・疾病により療養する場合に支給される。労災病院・労災指定病院等では無料で治療を受けられる(現物支給)。労災病院・労災指定病院以外で治療を受けた場合は、労働者が病院で療養費を支払った後、労働基準監督署に請求して現金の給付を受ける(現金支給)。通勤災害の場合は療養給付という。
りょうようがたびょういん【療養型病院】
主な病床(ベッド)が療養病床である医療施設。医療法では療養型病床群という。
りょうようがたびょうしょうぐん【療養型病床群】
⇒療養型病院
りょうようしょく【療養食】
病状の改善や摂生のために、栄養素の配分が考慮されている食事。
りょうようせん【療養泉】
温泉1のうち、特に疾病や外傷の治療・養生を目的に利用されるもの。泉質名がつけられ、それぞれに適応症がある。