しゃかいてきえいぎょうめんきょ【社会的営業免許】
企業が営業活動を継続するには、社会に貢献する必要があるという考え方。企業が社会の役に立つことで、国や人々から存在意義を認められる。ソーシャルライセンス。
しゃかいてきかんせつしほん【社会的間接資本】
⇒社会資本
しゃかいてききぎょう【社会的企業】
事業を通じて社会問題の改善を図ることを目的とする企業。採算性も考慮しながら組織的に社会的事業を展開することで、貢献範囲を広げることが可能となる。マイクロクレジットと呼ばれる無担保少額融資を通じて貧困層の自立を支援し、ノーベル平和賞を受賞したムハマド=ユヌスのグラミン銀行が典型例。
しゃかいてききぎょう【社会的起業】
社会問題の改善を図るために事業を興すこと。そうした事業を興す人は社会起業家と呼ばれ、興した会社は社会的企業と呼ばれる。
しゃかいてききょり【社会的距離】
個人と個人との間、集団と集団との間における親密性・親近性の程度。ソーシャルディスタンス。
しゃかいてききんゆう【社会的金融】
社会貢献を重視した金融サービスのこと。採算も考慮しながら、融資先を公益性の高い事業に限定するなど、金融を通じて社会の改善を目指す。マイクロクレジット・マイクロファイナンスなど。低利融資を通じて貧困層の自立を支援したグラミン銀行が典型例。
しゃかいてきじじつ【社会的事実】
個人にとって外在的で、拘束を課すもの。法・道徳・宗教・流行など。デュルケームはこれを社会学固有の研究対象とした。
しゃかいてきせいかく【社会的性格】
特定の集団や文化に属する人々が共通にもっている性格上の中心的諸特徴。共通の経験や欲求によって形成される。男(女)らしさ・職人気質・国民性など。
しゃかいてきせきにんとうし【社会的責任投資】
企業の社会的責任(CSR)を重視した投資。環境保護や人権保護などの社会的責任を果たそうとする企業を選別して投資すること。SRI(socially responsible investment)。→エコファンド
しゃかいてきそくしん【社会的促進】
集団で作業をすると、同じ仕事をする他者の存在が刺激となって、一人でやるよりも達成効果が増大する現象。