秀逸(しゅういつ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・歌としては秀逸ならねど彼の性質、生活、嗜好などを知るには最便ある歌なり。その中にたのしみはあき米櫃に米いでき今一月はよしといふ時たのしみはまれに魚烹て児等皆がうましうましといひて食ふ時など貧苦の様を詠みたるもあり。 ・・・
正岡子規
「曙覧の歌」
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・・・今議会中での彌次の秀逸は誰のどれという茶話も出るかもしれない。彌次というものを、庶民的な短評の形、川柳、落首以前のものとして考えれば、その手裏剣めいた効果、意味、悉く否定してしまうことは出来ないけれども、その形そのものが、徳川時代のものであ・・・
宮本百合子
「待呆け議会風景」
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