窶れ（やつれ）とは？意味・読み方・使い方

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やつれ【^×窶れ】
の解説

１病気や心労でやつれること。また、そのようす。「—が見える」「面 (おも) —」

２見栄えがしなくなること。
1. 「何ばかりの御身の—にかはあらむ」〈源・若菜下〉

３人目につかないように、みすぼらしい姿になること。また、そのための服装。
1. 「この頃の御—に設け給へる狩りの御装束着かへなどして」〈源・夕顔〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

窶れの慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

やつれすがた【窶れ姿】

やせ衰えた姿。また、みすぼらしいかっこう。

窶れの前後の言葉

窶れの例文(28)

出典：青空文庫

･･･それと同時に窶れた頬へ、冷たく涙の痕が見えた。「兵衛――兵衛は冥･･･芥川竜之介「或敵打の話」
･･･した上、別人のように窶れている。が、彼女を見ている瞳は確かに待ち･･･芥川竜之介「馬の脚」
･･･出来た顔が一層今日は窶れたようだった。が、洋一の差し覗いた顔へそ･･･芥川竜之介「お律と子等と」

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