立(て)通し(たてとおし)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・二 沼南は終始一貫清廉を立通した。少くも利権割取を政治家の余得として一進一退を総て金に換えて怪まない今の政界にあっては沼南は実に鶏群の一鶴であった。 が、清廉を看板にし売物にする結果が貧乏をミエにする奇妙な虚飾があった。・・・
内田魯庵
「三十年前の島田沼南」
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