わらいじょう【笑尉】
能面の一。笑みをうかべた老人の面。「融 (とおる) 」「阿漕 (あこぎ) 」などに用いる。
わらいじょうご【笑い上戸】
1 酒に酔うとやたらに笑う癖があること。また、その人。 2 何かにつけてよく笑うこと。また、その人。
わらいたけ【笑茸】
ハラタケ目のキノコ。有毒で、食べると興奮状態になり、笑い踊るという。馬糞 (ばふん) や堆肥 (たいひ) などに生え、高さ約10センチ。傘は灰色か灰褐色の平たい釣鐘状で、柄は白い。《季 秋》「ここ越えし翁のこゑの—/澄雄」
わらいばなし【笑い話】
1 互いに笑いながら話すこと。また、そのような気軽な話。「今思えば—だ」 2 こっけいな内容の短い話。笑話 (しょうわ) 。「気のきいた—」 3 昔話の一部門。愚か者やあわて者が失敗するおかしさや、はなはだしい誇張や空想を主題とするものなどがある。
わらいぼとけ【笑い仏】
微笑の相を現している仏像。特に、傅大士 (ふだいし) の像。
わらいぼん【笑い本】
「春本 (しゅんぽん) 」に同じ。
わらいもの【笑い物】
もの笑いのたね。わらいぐさ。「町中の—にされる」
わらいじわ【笑い皺】
笑ったときに、目じりや口元にできるしわ。
わらいたし【笑い足し】
テレビのバラエティー番組などで、ラフトラックを使って観客などの笑い声を加えること。